暑い盛りはもう早や過ぎていた。
目指すポイントへ向かう国道縁には、気温6℃を示す電光掲示板。
始末が悪いのは、寒いだけではなく強い北風を伴っていたこと。
寒い、寒過ぎる。 時折差す日差しが身に沁みる。
虹鱒には夏の本流で出逢うイメージがあるのだけど、
鈍らな僕は、フローターでプカって出逢う虹鱒の方が好きなようで…。
釣りの神様からの今回のお裾分けは、50にはチョット足りなかったのだけれど
それを#3で楽しむ虹鱒とのファイト。
クルクルと廻るフローターは、決して想像以上に寒い北風のせいではなく…。
もうすぐ峠には雪が降る。