<cast-184> 北海道神宮例大祭 ~ さっぽろまつり
今月の15~16日に、ご縁をいただいて初めて「さっぽろまつり」の山車(だし)の
お手伝いをすることに…。
ながく札幌に住んでいたが、「さっぽろまつり」がこんなことになっているとはつい知らず。
実は札幌市内が三十有余の地区に分かれていて、昔は多くの地区で山車を所有していた。
これらの山車を所有維持するには、多くの人出と経費が必要となる。
コミュニティの崩壊が原因とは信じたくないが、現在残っている山車は「8つ」。
その8つも「いつまで維持できるか…」と山車部長が嘆く…。
「ピーヒャラ♪ピーヒャラ♪ピーヒャララ♪」
「テンテケ♪テンテケ♪テンテテテ♪」「トントン♪トトトン♪トン♪トトト♪」
笛と太鼓の軽快な音色に、街が俄かにざわめきたっていく。
今ではこんな遊びを観ることも少なくなってしまった芸者衆の艶やかな踊り。
自身にとって、北の大地に継ぐべき文化として改めて札幌の魅力を知る2日間となっていた。