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<cast-127> 郷愁の匂い
2010年 01月 25日
例えば・・・ 「日本経済新聞」のことを「ニッケイ」と呼ぶ。
ならば・・・ 「十勝毎日新聞」は? 「ジュウマイ?」、「トマイ?」・・・? 答えは・・・ 「カチマイ」。 創刊大正8年、記事に記者名を併記する署名記事を原則化して全国の新聞に影響を与えた そうだし、土地柄で農業関連の記事が多く、9万部弱の発行部数ながら健闘している地方紙 だと書いてある。 僕は、この新聞が好きだ。今では十勝地区へは釣行でしか寄れないためになかなか読む チャンスに恵まれないが、あれば必ず読むことにしている。 はっきり言って洗練された全国紙のように、最新の記事ばかりが載っている訳でもなければ、 はっとさせられるような社説を論じている訳でもなさそうだ。 あくまでも地方紙、垢抜けない 日刊紙。 それでも僕は、この新聞が好きだ。 まず読みやすい、いつ何時でも落ち着いて読むことができる。記事のタッチが優しいと感じら れる。それこそ「ニッケイ」に求める情報と「カチマイ」に求める情報が違うように、そのスピード も、居心地も。それら紙面に満載な「土地の絆」が感じられる。一見ヤワな新聞かと思いきや、 その歴史を垣間見ると武骨な一面も感じられる。 TV局でもキー局とローカル局にありがちなもたれ合い、予算が無いからといって再放送に頼 り切る安上がりな番組構成と違って、地方紙らしく拘って紙面を構成する気概が心地よい。 同じ地方紙でも北海道にはかなり堕紙の「北海道新聞」がある。※所感あるが批判はほどほ どに。 「カチマイ」は決して北海道のリーディングペーパーにはなれぬだろうが、しかしこれに一線を 画すことでこれからも開拓魂の気概を貫き通して欲しいと思う。 さて思想感はこれ位にして、どうして東京は大崎で「カチマイ」を読む機会を与えられたかとい うと・・・以前から交流のあるウッドカービングの作者A氏から作品をわけていただいた際の梱 包緩衝材として段ボール箱に同梱されていたのが・・・「カチマイ」。 ダンボール箱を開けて、まず作品に感動を覚え、そして道北の匂いが微かに感じられる紙面 に郷愁を覚える。 まだ氷雪は解けていまい・・・、誰をも近寄らせぬ荘厳な雰囲気が漂うあの河畔、あの湖畔。 人工的な音が一切寸断されたどこまでもディープな世界の中で・・・、嗚呼!鱒達は何をするものぞ・・・。
by kin-ame
| 2010-01-25 14:13
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